Wheel CHAIR MAN!〜走る!車椅子会長のよもやま話〜

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ハイブリット車と燕と私たち

先日、我家に燕が飛来しました。

4月の陽気の良い土曜のことです。

開け放ったデッキからリビングへ入り、ひと廻り。巣作り前の挨拶をするかのような燕(何と律義な)を見ながら、ガレージ灯に烏の足場防止の棘を付けないと、と家族で相談いたしました。

燕の巣.jpg燕は、毎年ガレージに巣を作ります。
新たな命の誕生と渡りの旅立ちの場に選ばれるのは光栄ですが、愛車の天井に降る糞には閉口です。
一昨年は糞受けを取り付けた所、烏がそれを足場にして燕の雛を襲ってしまいました。

昨年もやはり、雛が少し育った頃に烏の襲撃。燕は隣の巣に再度雛を育て、慌ただしく旅立って行きました。

「今年はもう来ないのではないか」
それは私たちの客観的な推測というよりは、希望的観測であったかも知れません。

実は先日、車を乗り換えたのです。
身障者用リフト付きのハイブリット車です。

この車にたどりつくまでに3年以上はかかりました。
入念な下調べ→販売店へ→試乗→何かが違う→また調べる、の繰返しでした。
それだけの歳月と手間をかけても、70%程度しか要件を満たしてはおりません。

一例を挙げれば、座席の構造上、乗り降りする時に少し前傾姿勢を取らなくてはなりません。その間はつらいですね。

社長と新車-02.jpgとはいえ、エンジン音は静かで、機能も充実。
車椅子を積み下ろしする時など、以前は腰に負担がかなりかかっていたのですが(バッテリー付の車椅子は重い)、今はリフトがついており、ひもをかけて後はほぼ操作をするのみ。我家の女性やスタッフは喜んでおります。(慣れるまでは少し大変かもしれませんが・・・・。)
何といってもガソリンの消費が今までより減るのが地球環境にも家庭環境(家計?)にもいいですね。
さて、新車の購入を知る由もなく、4月の11日、燕の再来でした。

5月に入り、雛が巣から顔を出しているなと思っていましたら、またしても烏の襲撃に遭い5羽から2羽へ、そしてまた・・・・・・。
毎年毎年、親燕が命を削るようにして育てた雛鳥を烏が襲う。いやな烏だ。けしからん。

しかし、果たしてそれだけでしょうか。

自然淘汰、あるいは食物連鎖の一環として、燕は必死に昆虫を採り、烏もまた必死に燕の雛を採る。かたや人間は、嗜好にまかせてあらゆる動植物を食べ、カロリーを気にして、あるいは何も考えずに食べられる物を棄てる。里山の自然を壊し、動植物の生きる糧を奪っておいて、狸や猪が里に下りてくると大騒ぎをする。そんな私たち人間を烏は笑っているかもしれません。

私の懊悩をよそに、燕たちはまた、せっせと巣を作り上げました。烏の襲撃などなかったかのようでした。

そんな生命力旺盛な彼らの糞を受け止め続けている我家の新車は、走行中の体への負担も軽減され、背もたれも倒れるので長距離走行にも期待が持てるかも知れません。

夏の終わり頃、燕たちが巣立った時あたり、私も乗り心地の良くなったハイブリッドのエコカーで長距離旅行を考えてみましょうか
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